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寿司屋は怖くないっ!・・・はず・・・



「板前が怖そう
「値段が高そう」
「値段が良くわからない」
「常連さんが威張ってそう」
「敷居が高い」
etc・・・
一般的に、うちみたいな寿司屋が言われる言葉ですね。

そうなんです、なぜか寿司屋にはこういうネガティブなイメージが染み付いてしまっています。
自分も、他の寿司屋さんに入るときはやっぱり緊張します。

何故なんでしょうか?

これらのことについて一つずつ検証してまいりましょうか。

まず、値段。

はっきり言って、安くはないです。
トロ、うに、あわび、いくら、活くるまえび・・・
これらの高級といわれる寿司ネタを
連発注文すると
一人で一万円を超えることさえ考えられます!!

これは恐ろしい・・・・

でも、安心してください。
たいていの寿司屋さんには
「特上、上、並」といった握り寿司の一人前のメニューがあるはずです。
最初にそれらの一人前を食べてから、さらに食べたいネタをお好みで注文すれば
それほど高くなることはないと思います。

たとえば当店では、
特上〜3000円
上〜1700円
中〜1300円
並〜1100円の
握り寿司のメニューがあります。
メニューのページに詳しく書いてありますが、
トロ、うに、あわび、いくらといった高級ネタが入っているものもありますから、
かなりお得なはずです。
実際特上寿司など、カウンターで一個一個別々に注文すると、
5100円にもなってしまいます。
通常一人前はにぎり8個分(特上は11個分)。
これだけ召し上がった後ならば、
よっぽどの大食漢の方でない限り、その後の好みで注文する量は
限られてくると思います。



「板前が怖い」

・・・・・否定できませんねぇ、見た目は。
何故板前は見た目が怖い人が多いんでしょうね?(笑

当店の板前2人も、そのことに抗わず、強面です。

料理をつくってくれる板前の前で食事をする、ということは
なれないとなかなか落ち着かないものかもしれません。

ただ、これは板前のほうが、何倍も感じているものです。

おいしいものを食べる幸せそうな顔ばかり見ることができれば、
それにこしたことはないのですが、
ちょっと口に合わなかったときなどに出る表情は、
なんともいえない、哀しい気持ちになります。

ぱっとみ図太そうな金寿司店主も、
胃痙攣を起こしたことが何度かあります。

でもその毎日お客様に向き合う経験から、
板前はしっかりとそれぞれのお客様への接し方を心得ています。
また、気持ちよくお食事ができるよう、心がけます。

お話好きのお客様とは大いに話し、
静かに食事される方には無駄に話しかけず、
お酒がすきなのか、寿司がすきなのか、一品料理がすきなのか
見極めようと努力します。

寿司を握る腕、料理を作る腕がいいだけでなく、
接客サービスも上手なのが、本当にいい板前だと思います。
ですから、お客様はそんなことは気にせず、
ご自分のペースで食事をしてください。

「ちいさい子供がいるから・・・」

こうおっしゃって来店を遠慮するお客様がいます。
子供がいるから・・・どうされましたか?(笑

じっとしていられない
さわいでうるさくする
たべちらかす

そうですね、
でも、子供は大なり小なり大人に迷惑をかけるものです。

当店では、小さいお子様がいるご家族のかたにも
安心して食事ができる個室もございます。

なにより店主には小学校4年生を筆頭に4人の子供がいます。
子連れで食事をする大変さはわかっているつもりですので、
他の店よりは子供に寛大である、と自負しています。

確かに、度を越して走り回ったり、騒いだりされれば、
注意することもあるかもしれません。

しかし、そういった中で、食事のマナーなどを覚えて言ってくれれば良いと思っています。

で、ある程度の年齢になって、落ち着いて食事ができるようになったら、
ぜひ、カウンター席に座って、
板前の仕事を見せてあげてください。
子供は素直で正直なので、
大人の方が遠慮して聞けないことなどを
「スパッ!!」と切れ味よく板前に聞くことがあるかもしれません。
聞かれたことには、できるかぎり懇切丁寧に答えさせていただきますし、
そこから、場の雰囲気が良くなり、
さらに楽しい食事ができることもあるかもしれません。


さて、そろそろ寿司屋が怖くなくなってきていただけたでしょうか・・・?(笑

※予算と好みをあらかじめ伝えておく
※まず握り一人前を頼む

この二つを抑えておけば、比較的安心して寿司屋に入れると思います。

自分の予算と好みをあらかじめ伝えておくことは
安心して寿司を楽しむ確実な方法です。

そうですねぇ、たとえば
「一人五千円で寿司を中心に食べたい」とか
「五千円で酒を飲むから料理を何品か、寿司は最後にちょっとでいいよ」とか
「貝類が好き!」など
ぜひ伝えてください。

直接板前に予算を伝えるのが気恥ずかしい場合は、
電話で予約するときに
一緒に予算や好みを伝えておく、というのも一つの手です。

また、初めてで「何をどのように頼んだら良いかわからない」という場合には、
当店ではコースの料理も何種類か設定してありますので、
まずはそちらを召し上がっていただいて、
お気に召しますものがあれば、
次回からはそれを中心に・・・ということだってできちゃいます。

通い始めた寿司屋には
はっきりと予算と好みを伝えたほうが良いと思います。
通いなれてくれば、その寿司屋で何を頼めばいくらするか、
ということがわかってきますし、
板前もお客様の好みを把握できます。

そして、いわゆる常連になりますと、

「おいしいとこ、頼む!」

で、すむようになるのです。

俳優の勝新太郎は
横浜の自分の行きつけの寿司屋で
勘定のときに値段を聞いたことはなかったそうです。
これは勝新が「粋」だったから、ということもありますが、
その寿司屋の板前さんが
勝新の普段の食事のペースを把握していたからできることです。

行きつけの寿司屋ができれば、
細かいことを頼まなくても大体毎回同じ金額になると思います。
安心して、そして勝新のように「粋」に寿司屋を楽しむことができるようになりますよ!


握り一人前を頼む、ということについてですが、
やはり料金面から言ってかなりお得です。
特に高級といわれるネタが入った特上はかなり割り得と言えますし、
おなかも結構一杯になります。

店主が高校生や大学生の頃、ともだちに
「つれてけ」
「とまらせろ」
「すしくわせろ」
などとよく言われ、実際良くうちに集まっていました。

店主の父(新田金寿司初代)は普通のちらしの倍近いのシャリを詰めた
ちらしをまずたべさせ、たりないやつに握り一人前を食べさせ、
それでも足りないやつに好みで何個か握ったりしていました。

特に店主が所属していた柔道部の連中が来ると、
握り寿司一人前の飯台でちらしを作って食べさせてくれていました。

ほら、こうすれば育ち盛りのお子様をもつご家庭でも、大丈夫です!(笑

長々と、だらだらと書いてまいりましたが、
当店では老若男女、すべての方にあんしんして、
おいしいおすしを食べていただきたく
努力精進していきますので、
新田金寿司の暖簾をぜひ一度、くぐってみてください。

強面の板前が精一杯、笑顔を作り
「いらっしゃいませっ!」と、
元気に迎えさせていただきます。

よろしくお願いいたします。




新田金寿司店主 奥住公一


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